★ そして、毎回楽しみな『お造り』♪
今回は特別にお願いして、中尾哲彰さんの『銀河釉』の作品に盛付けをお願いしました。
この作品は『銀河のオデッセイ』の少しサイズが小さいレプリカ作品で、少し状態が悪いため非売品とされていた作品を、隠者の『銀河釉広報用』に特別にお借りしているもので、『銀河のオデッセイ』の独特なフォルムの作品にお料理を持ったらさぞかしカッコいいだろうと思っていたのですが、今回ようやくその機会に恵まれ実現しました♪ 何とも贅沢な気分です♪
『銀河のオデッセイ』の作品を見れる記事
- 中尾哲彰と言う男。。2 - 隠者の独り言
『カワハギの姿造り』の手前に盛られているのは『カワハギの肝』
この肝がまた最高に『美味い!!』
先に頂いた『アン肝』の酢の物の濃厚な味とはまた違った、甘みのある肝は感動的な美味さでした♪
でも、『肝尽くし』なんて。。最近メタボぎみな隠者には・・ホントあとが恐いぃ・・
そして、お刺身の方はこの肝を使って作った『肝醤油』を付けて頂きます♪
尚更怖いが・・やめられないぃ〜〜この旨さ♪
★ ここでちょっと『メンバー紹介!!』
『肝醤油』を隠者の目の前で一生懸命作ってくれたのは『ユウタ@修行中』の『ゆうたろう君』。今年高校を卒業したばかりの新人君は、現在『実りのかしら』で一生懸命修行中です♪
そして、その奥で調理しているのは『実りのかしら』オープンから、店主の『ミノルちゃん』の片腕として店を切り盛りしている板前さんで、元力士の『板倉秀行』こと『ヒデちゃん』です。
『ヒデちゃん』の関連記事
- 僕の弟弟子・板倉秀行 - 大至の喜びも悲しみも相撲甚句にのせて
- 板前・秀の料理 - 大至の喜びも悲しみも相撲甚句にのせて
(ヒデちゃんの事は、↑このブログとコメントを読むとどんな人柄かは一発で伝わるかと思います)
この『ヒデちゃん』、元力士とあってオープン当初にはじめて会った時にはかなりの巨漢だったものの、その後出張の度に見る度にどんどん痩せて、かなりスマートになり、それとともに顔つきも精悍になっていき、男前に一層磨きが掛かっていたので、『よほどこき使われているのだろう。。』と心配していたのですが(笑)
今回、春出張以来久しぶり会ってみると、何だか少しポッチャリ♪。。
『もしかして、こき使う新米後輩が出来たから太っちゃったのぉ〜??』
最近は周りから『太った、太った』といつも言われている隠者も、やっと攻める相手が見つかって♪ ここぞとばかりに攻撃に出た隠者でしたぁ〜(爆)
『メンバー紹介』の続きは後半に残しておくとして、
ではお料理の続きに戻りましょう♪
★ 『上市小芋と天然マイタケのグラタン』
上市とは富山市郊外の山間の田舎町で農産物の豊富な土地です。その上市で穫れる『小芋』はもちもちとした食感が美味♪(マウスオーバーで芋が現れます)
きのこにお芋でグラタンにもベストマッチな創作和食の1品です♪
小さな『ミニ宝楽』の鍋も、和食のお店っぽくて良い感じですね。。
そして強烈な緑が印象的なこの器は『河豚(フグ)』の『てっさ(刺身)』用の皿で面白いものを提案して欲しいと依頼を受け、提案したお皿です↓
フラットなプレートの丸皿を鮮やかな『緑』で仕上げて、シルバーの台座でオシャレなアクセントをつけてみました♪
『てっさ皿』の定番、『絵皿』だったり『青磁』の皿とは違う、インパクトのある器でかっちょ良いでしょ♪
薄く透き通る『てっさ』は包丁の腕も試される料理で、特にこの器には包丁裁きが試されます。是非一度この器に『てっさ』が敷かれた姿を見てみたいものですが、今回のお料理は。。
★ 『柳川風ピザ』
『ウナギ』と『ゴボウ』を使い『柳川風』に仕上げた創作和食です。
フラットなお皿は、盛り付けたお料理もオシャレに引き立ててくれるようです♪ 強烈な緑のキャンバスもお料理の演出に一役買っているようですね。
★ 『ハマグリのコンソメ茶碗蒸し』
このハマグリ、画像ではサイズが分かり辛いかも知れませんが、かなりビッグサイズです♪
茶碗蒸し仕立てにコンソメスープを掛けて仕上げてあります。
そして、使っている器はこちらも中尾哲彰さんの『銀河釉』の片口の多用鉢です♪ 色違いで何種類かお使い頂いていますので、カウンターにお座りのお客様にはもしかしたらこの器でお料理が出されるかも知れません♪『銀河釉』の器も楽しんで下さいね。
★ 『サツマ地鶏の焼き鳥と小芋の皮の揚げ物』
歯ごたえがあって、噛めば噛む程味が出る『サツマ地鶏』と、『小芋の皮』は上に出て来た『上市小芋』の剥いた皮を使って料理された1品。
普通は捨ててしまうようなものも、何か料理に出来ないかと工夫した中で生まれたお料理は、一番栄養価の高い皮の部分も有効利用して一石二鳥のお料理ですね。
★ 今夜もこんな感じで、美味しいお料理と、美味しいお酒をを頂いて♪ しかも最後には『ヒデちゃん』特製の『まかないカレー』まで頂いちゃいまして♪。。今夜も満足満足の隠者でした〜♪
では最後に、今回のテーマ『メンバー紹介!!』の続きを。。。
『実りのかしら』で板前修業を始めた新人『ユウタ@修行中』くんは、今年の4月高校卒業と同時に『実りのかしら』に弟子入りしました。
当初『調理師学校』へ進学し、料理人を目指す事を考えていた『ユウタ@修行中』くんでしたが、ある方の紹介で『実りのかしら』の店主を紹介され面接を受けました。
そのとき店主は『本気で料理人を目指すんだったら調理師学校など行かなくても、うちに来ればちゃんと一人前にして出してやるから、本気で料理人を目指すのなら来なさい』と言ったらしいです。
そしてその言葉通り、入店してまだ半年足らずにも関わらず包丁を握らせられたり、焼き場に立たせられたり色んな経験を積まされているようです。
入店してまだ間もない頃、この春先に店を訪れた時には、カウンターのお客様にお料理を出す時に、お客様から『この料理はどんな料理?』と聞かれ、答えきれずに首を傾げたまま席を離れようとした『ユウタ@修行中』に、『分からないんだったら、そのままにしないで、親父(店主)にちゃんと聞いて来なさい』と隠者から叱られていた『ユウタ@修行中』くんでしたが、今では焼き場で焼き物の塩加減や火加減が分からない時には『ヒデちゃん』に積極的に聞いたり、まだぎこちない手つきですが、包丁を握り『肝醤油』用の肝をたたく姿に、この先どんな料理人に育って行くのか楽しみな気持ちになりました。
店主の『ミノルちゃん』が同じように、腕利きの親方の門を叩き修行を積み、一人前の料理人に育ててもらったように。。
その時に隠者の亡き父は、隠者が『ユウタ@修行中』くんを見守る気持ちと同じような気持ちで、店主の『ミノルちゃん』の修業時代を、成長して行く姿を見守って来たのだろうなと、父の気持ちが何となく解ったような気がしました。。
残念ながら、父は『ミノルちゃん』がこうして自分の店を出すまでに至った姿を見届ける事は出来ませんでしたが、果たして隠者は『ユウタ@修行中』くんが立派に独立する姿を見届ける事が出来るでしょうか♪
きっと今はまだ、新鮮な事や覚える事が多くて、辛い事よりも楽しい事の方が多いかもしれないけれど。。これからの長い修業期間には、きっと辛い事や、人との衝突、壁にぶち当たる事も沢山あると思いますが、それを乗り越えて立派な料理人になってくれる事を願っています。。
頑張れ。。『ユウタ!!』
『実りのかしら』へご来店された方は、『ユウタ@修行中』の姿を見かけたら、是非料理の事を聞いてあげて下さいね。
そして暖かい『愛のムチ』を宜しくお願いします。
今回は特別にお願いして、中尾哲彰さんの『銀河釉』の作品に盛付けをお願いしました。

『銀河のオデッセイ』の作品を見れる記事
- 中尾哲彰と言う男。。2 - 隠者の独り言

この肝がまた最高に『美味い!!』
先に頂いた『アン肝』の酢の物の濃厚な味とはまた違った、甘みのある肝は感動的な美味さでした♪
でも、『肝尽くし』なんて。。最近メタボぎみな隠者には・・ホントあとが恐いぃ・・
そして、お刺身の方はこの肝を使って作った『肝醤油』を付けて頂きます♪
尚更怖いが・・やめられないぃ〜〜この旨さ♪
★ ここでちょっと『メンバー紹介!!』

そして、その奥で調理しているのは『実りのかしら』オープンから、店主の『ミノルちゃん』の片腕として店を切り盛りしている板前さんで、元力士の『板倉秀行』こと『ヒデちゃん』です。
『ヒデちゃん』の関連記事
- 僕の弟弟子・板倉秀行 - 大至の喜びも悲しみも相撲甚句にのせて
- 板前・秀の料理 - 大至の喜びも悲しみも相撲甚句にのせて
(ヒデちゃんの事は、↑このブログとコメントを読むとどんな人柄かは一発で伝わるかと思います)
この『ヒデちゃん』、元力士とあってオープン当初にはじめて会った時にはかなりの巨漢だったものの、その後出張の度に見る度にどんどん痩せて、かなりスマートになり、それとともに顔つきも精悍になっていき、男前に一層磨きが掛かっていたので、『よほどこき使われているのだろう。。』と心配していたのですが(笑)
今回、春出張以来久しぶり会ってみると、何だか少しポッチャリ♪。。
『もしかして、こき使う新米後輩が出来たから太っちゃったのぉ〜??』
最近は周りから『太った、太った』といつも言われている隠者も、やっと攻める相手が見つかって♪ ここぞとばかりに攻撃に出た隠者でしたぁ〜(爆)
『メンバー紹介』の続きは後半に残しておくとして、
ではお料理の続きに戻りましょう♪

上市とは富山市郊外の山間の田舎町で農産物の豊富な土地です。その上市で穫れる『小芋』はもちもちとした食感が美味♪(マウスオーバーで芋が現れます)
きのこにお芋でグラタンにもベストマッチな創作和食の1品です♪
小さな『ミニ宝楽』の鍋も、和食のお店っぽくて良い感じですね。。
そして強烈な緑が印象的なこの器は『河豚(フグ)』の『てっさ(刺身)』用の皿で面白いものを提案して欲しいと依頼を受け、提案したお皿です↓
フラットなプレートの丸皿を鮮やかな『緑』で仕上げて、シルバーの台座でオシャレなアクセントをつけてみました♪

薄く透き通る『てっさ』は包丁の腕も試される料理で、特にこの器には包丁裁きが試されます。是非一度この器に『てっさ』が敷かれた姿を見てみたいものですが、今回のお料理は。。
★ 『柳川風ピザ』
『ウナギ』と『ゴボウ』を使い『柳川風』に仕上げた創作和食です。
フラットなお皿は、盛り付けたお料理もオシャレに引き立ててくれるようです♪ 強烈な緑のキャンバスもお料理の演出に一役買っているようですね。

このハマグリ、画像ではサイズが分かり辛いかも知れませんが、かなりビッグサイズです♪
茶碗蒸し仕立てにコンソメスープを掛けて仕上げてあります。
そして、使っている器はこちらも中尾哲彰さんの『銀河釉』の片口の多用鉢です♪ 色違いで何種類かお使い頂いていますので、カウンターにお座りのお客様にはもしかしたらこの器でお料理が出されるかも知れません♪『銀河釉』の器も楽しんで下さいね。

歯ごたえがあって、噛めば噛む程味が出る『サツマ地鶏』と、『小芋の皮』は上に出て来た『上市小芋』の剥いた皮を使って料理された1品。
普通は捨ててしまうようなものも、何か料理に出来ないかと工夫した中で生まれたお料理は、一番栄養価の高い皮の部分も有効利用して一石二鳥のお料理ですね。
★ 今夜もこんな感じで、美味しいお料理と、美味しいお酒をを頂いて♪ しかも最後には『ヒデちゃん』特製の『まかないカレー』まで頂いちゃいまして♪。。今夜も満足満足の隠者でした〜♪
では最後に、今回のテーマ『メンバー紹介!!』の続きを。。。
『実りのかしら』で板前修業を始めた新人『ユウタ@修行中』くんは、今年の4月高校卒業と同時に『実りのかしら』に弟子入りしました。
当初『調理師学校』へ進学し、料理人を目指す事を考えていた『ユウタ@修行中』くんでしたが、ある方の紹介で『実りのかしら』の店主を紹介され面接を受けました。
そのとき店主は『本気で料理人を目指すんだったら調理師学校など行かなくても、うちに来ればちゃんと一人前にして出してやるから、本気で料理人を目指すのなら来なさい』と言ったらしいです。
そしてその言葉通り、入店してまだ半年足らずにも関わらず包丁を握らせられたり、焼き場に立たせられたり色んな経験を積まされているようです。
入店してまだ間もない頃、この春先に店を訪れた時には、カウンターのお客様にお料理を出す時に、お客様から『この料理はどんな料理?』と聞かれ、答えきれずに首を傾げたまま席を離れようとした『ユウタ@修行中』に、『分からないんだったら、そのままにしないで、親父(店主)にちゃんと聞いて来なさい』と隠者から叱られていた『ユウタ@修行中』くんでしたが、今では焼き場で焼き物の塩加減や火加減が分からない時には『ヒデちゃん』に積極的に聞いたり、まだぎこちない手つきですが、包丁を握り『肝醤油』用の肝をたたく姿に、この先どんな料理人に育って行くのか楽しみな気持ちになりました。
店主の『ミノルちゃん』が同じように、腕利きの親方の門を叩き修行を積み、一人前の料理人に育ててもらったように。。
その時に隠者の亡き父は、隠者が『ユウタ@修行中』くんを見守る気持ちと同じような気持ちで、店主の『ミノルちゃん』の修業時代を、成長して行く姿を見守って来たのだろうなと、父の気持ちが何となく解ったような気がしました。。
残念ながら、父は『ミノルちゃん』がこうして自分の店を出すまでに至った姿を見届ける事は出来ませんでしたが、果たして隠者は『ユウタ@修行中』くんが立派に独立する姿を見届ける事が出来るでしょうか♪
きっと今はまだ、新鮮な事や覚える事が多くて、辛い事よりも楽しい事の方が多いかもしれないけれど。。これからの長い修業期間には、きっと辛い事や、人との衝突、壁にぶち当たる事も沢山あると思いますが、それを乗り越えて立派な料理人になってくれる事を願っています。。
頑張れ。。『ユウタ!!』
『実りのかしら』へご来店された方は、『ユウタ@修行中』の姿を見かけたら、是非料理の事を聞いてあげて下さいね。
そして暖かい『愛のムチ』を宜しくお願いします。
大至と申します。
色んなサイトを見ていたらこちらにたどり着きました。
板倉君はとても人柄の良い人間です。私の付き人も長くやってくれました。彼は自分の弟の様です。これからも可愛がってやってください。
また富山に行った際には、実りのかしらをよろしくお願いいたします。
大至
はじめまして。(と言ってもお顔は良く存じ上げております・笑)
コメントありがとう御座いました。
大至さんの事については「実りのかしら」でヒデちゃんから良く伺っております。
大至さんがお店にいらっしゃる前の日に店を訪れた時にも、大至さんの来店を嬉しそうに話していました。
実りのかしらのスタッフは、みんな若くて仲が良く、とても気持ちがいい店ですね。