以前『エゴン・シーレを知っていますか』と題した記事で、富山にあった喫茶店の事を記事にさせて頂きました。 今回の記事は、その記事の続きのお話です。。
★ 珈琲舎『エゴンシーレ』
20世紀初頭のオーストリアの画家『エゴン・シーレ』の名前を店名にした喫茶は、4人席のテーブルが3つ、カウンターに5人程座れる程度の小さな小さなお店で、隠者が富山出張の際に良く立ち寄っていた、とても居心地の良いお気に入りのお店でした♪
そんなお店が、マスターの病気が切っ掛けに廃業された事は先の『エゴン・シーレを知っていますか』の記事で書いたとおりですが・・・ この記事には『エゴン・シーレ』という素敵な喫茶店があったという事を記録にとどめておきたいと言う思いと、また、全く素性も知らないまま廃業されてしまい、突然会えなくなってしまったマスターと、そしてその奥様に、メッセージが伝わればと思いブログの記事にさせて頂きました。。。
記事にしてしばらくすると、この記事には同じように『エゴン・シーレ』の廃業を残念に思われる方からのコメントや情報などが沢山寄せられるようになり。。。
そしてついに今年の春、『エゴン・シーレ』のマスターの『姪』にあたる方からのコメントが届いたのです♪
まったく素性を知らなかったマスターがお寺のご子息だった事や、絵が大好きでご自身も絵を描かれていた事などを教えて頂き、こちらからもお店でのマスターとの懐かしいやり取りの思い出をメールさせて頂きました。
★ 『エゴン・シーレを知っていますか』の記事と、コメントの内容は
▲ ▲ ▲ こちらを参照下さい ▲ ▲ ▲
そんなメールのやり取りの中で、『エゴン・シーレ』の珈琲カップが残っていたら画像を送って欲しいとお願いしたところ、珈琲カップはご実家の方に全部残されているとの事で、その画像を送って下さいました。
★ 珈琲舎『エゴンシーレ』
20世紀初頭のオーストリアの画家『エゴン・シーレ』の名前を店名にした喫茶は、4人席のテーブルが3つ、カウンターに5人程座れる程度の小さな小さなお店で、隠者が富山出張の際に良く立ち寄っていた、とても居心地の良いお気に入りのお店でした♪
そんなお店が、マスターの病気が切っ掛けに廃業された事は先の『エゴン・シーレを知っていますか』の記事で書いたとおりですが・・・ この記事には『エゴン・シーレ』という素敵な喫茶店があったという事を記録にとどめておきたいと言う思いと、また、全く素性も知らないまま廃業されてしまい、突然会えなくなってしまったマスターと、そしてその奥様に、メッセージが伝わればと思いブログの記事にさせて頂きました。。。
記事にしてしばらくすると、この記事には同じように『エゴン・シーレ』の廃業を残念に思われる方からのコメントや情報などが沢山寄せられるようになり。。。
そしてついに今年の春、『エゴン・シーレ』のマスターの『姪』にあたる方からのコメントが届いたのです♪
まったく素性を知らなかったマスターがお寺のご子息だった事や、絵が大好きでご自身も絵を描かれていた事などを教えて頂き、こちらからもお店でのマスターとの懐かしいやり取りの思い出をメールさせて頂きました。
★ 『エゴン・シーレを知っていますか』の記事と、コメントの内容は
▲ ▲ ▲ こちらを参照下さい ▲ ▲ ▲
そんなメールのやり取りの中で、『エゴン・シーレ』の珈琲カップが残っていたら画像を送って欲しいとお願いしたところ、珈琲カップはご実家の方に全部残されているとの事で、その画像を送って下さいました。
この珈琲カップ、『エゴン・シーレ』の常連さんはきっと懐かしく思うはず。。。
普通の珈琲カップに比べ大きめのアメリカン・サイズのカップに、なみなみと注がれ出てくる珈琲。。。
カップには、マスターそっくりの『エゴン・シーレ』の自画像がプリントされていました。。。 でも、このプリントされた自画像、今見てもマスターの顔にそっくりです。。。ご自身も絵を描かれていたと言うお話を聞くと、本当はマスターが自分で描いた自画像なんじゃないのか?・・と、ちょっと頭の中が混乱して来ますが(笑)
でも、こんな珈琲カップの中にも、マスターの 珈琲舎『エゴン・シーレ』への想いがしっかりと残っているように感じ、隠者もこんなエンブレムのような作品が残せたら良いな♪。。なんて風にも思います。。。
『エゴン・シーレ』の常連だった方が、またこの記事を見つけてくれて、そして、懐かしく思ってくれたら嬉しいです。。
★ そして。。。
マスターが描かれた作品の画像も送って下さいましたので、こちらで一緒にご紹介させて頂きます。
独特の色使いが面白い素敵な作品ですね。特にこの赤の色はマスターのお気に入りだったそうで、この色を使った作品が数多く残されているそうです。
『朱色』のような日本独特の赤の色で、この色に惹かれたのも分るような気がします。。。
生前マスターが描かれた作品は、全てご実家の入善町のお寺で大事に保管されていらっしゃるようですので、お近くの方は足を運ばれたら見せて下さると思います。
★ 最後に。。。
マスターが好きだった『エゴン・シーレ』の作品をスライドショー動画にした映像をYouTube動画に見つけましたので、マスターに捧げたいと思います。。
★ エゴン・シーレ & シューベルト「死と乙女」
※ 余談ですが、この『エゴン・シーレ』の絵を見て、漫画フリークの方はどこかで見た感じの画風だと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか? それはきっと『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦さん作)では? 隠者も大好きな漫画ですが、作者もきっと『エゴン・シーレ』の絵が好きだったのかな? なんて思います。
★ 『ジョジョの奇妙な冒険』画像検索
『実は私は富山出身で高校生の時に自転車通学で毎日「エゴン・シーレ」の前を通っていました。高校生にも関わらず部活の帰りに良く友達とご飯を食べて帰りました。とても雰囲気のあるマスターと奥様で食事も美味しかった事を覚えております。あれから十何年経ちましたが、廃業されたんですね。残念です。ブログを拝見させてもらってなかなかこだわりのあるお店だったんだなと感じました。ちょっと嬉しくなってメールしてしまいした。 』
『当時あのお店には渋いおじさまばかりで私たちはとても不思議な感じでした。高校生の私はサラリーマンが喫茶店で昼寝をするということがまだよく分からず、私達も食べたあとにまねして昼寝をしていました(笑)とても静かでみんな黙って休息できるようなお店でしたね。富山もいまは若い方々が企業されおしゃれなカフエが増えたので、なかなかああいうお店は少ないです。 』
当時高校生だったという上の方のお話、ほのぼのしますね^^
エゴン・シーレ作品の動画も良いです。
代表作しか観たことがなかったので、
こんなに色々な作品があったとは知りませんでした。
『ジョジョの奇妙な冒険』は読んだことないんですが、なるほど似てますね〜。
喫茶エゴンシーレ・・・マスターは一昨年7月31日に永久の旅に付きました。
今年8月4日から8日まで、
富山県民会館美術館にて「故浦田顕麿追悼展」を開催します。
主催は、生前浦田氏と共に展覧会をしていた仲間たちが集まり
「浦田顕麿追悼展実行委員会」を立ち上げ開催する運びになりました。
私たちが最も好きなマスター(浦田氏)の作品を展示しますので
8月の展覧会をご覧下さいませ。
また新たな情報をありがとう御座います。
喫茶エゴンシーレのマスターは、お店では見せたことも無いような(醸し出す雰囲気からは感じられましたが)画家としての一面もおありだったのですね。
8月の展覧会の時期に富山に居るか分りませんが、機会があれば足を運ばせて頂きたいと思います。
マスターの作品は、ご実家の入善のお寺にも保管されていると、このブログを通じてマスターの姪御さんから情報を頂きましたが、ご実家のお兄様はこの展覧会の事はご存知ですよね。
素敵な展覧会になります事をお祈りしております。
http://www.facebook.com/event.php?eid=189088474475261
「追悼展」の打ち合わせを姪御のお父上(実家)としていた折り、
こちらのブログの話題が出まして、それで検索して書き込みしています。
また、ご実家に補完してある作品も展示予定です。
DMが出来ましたらまたお知らせさせてくださいませ。
なお、余談ですが、ご実家を継いでいらっしゃるのは
つまり、姪御さんのお父上の事ですが、
マスターの「お兄さん」ではなく「弟さん」です。
ご案内ありがとう御座います。
DMが出来ましたら画像でも送って下されば、ブログおよびfacebookの方で紹介させて頂きますね。
>マスターの「お兄さん」ではなく「弟さん」です。
色々とやり取りをしていくうちに、頭ご混乱してしまっていたようです(笑)大変失礼いたしました。